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神戸国際展示場でWiFiは使える?イベント出展者が知っておきたい通信事情

神戸国際展示場は、神戸ポートアイランドに位置する大規模コンベンション施設です。
展示会・学会・説明会・企業イベントなど、年間を通して多くのイベントが開催され、全国から出展者・来場者が集まります。
会場の規模が大きいぶん、通信環境もイベント当日の状況によって左右されやすく、「つながらない」「決済が止まる」といった声が多い会場としても知られています。

この記事では、神戸国際展示場の 無料WiFiの実態 と、出展者が当日困らないために準備しておくべき 最適な通信対策 をわかりやすく解説します。


神戸国際展示場には無料WiFiはある?

神戸国際展示場では、無料WiFi(KOBE Free Wi-Fi)が完備されています。
一方で、より安定した通信が必要なイベント向けに、公式のネットワークサービスも提供されています。
これは神戸コンベンションセンターが管理しているもので、館内のネットワークをより広く・より安定して使いたい主催者向けのサービスです。

このネットワークは、展示場・会議場・神戸ポートピアホテルの3施設を1Gbpsの専用光回線で接続しており、途切れにくく高速な通信が特長です。館内には高性能な無線アクセスポイントが多数設置されているため、広い会場でも安定したWiFi環境を構築できます。

ただし、このサービスは主催者と事前に打ち合わせを行い、設計・設定・保守までの費用を主催者側が負担する仕組みとなっています。出展者がその場で個別に申し込むものではなく、イベント全体のネットワークとして提供されるタイプです。


スマホの4G/5Gは混雑で遅くなる

神戸国際展示場は、イベントによっては1日で数万人が来場する会場です。
来場者が集中するタイミングでは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどの4G/5G回線が一気に混雑し、「読み込みが遅い」「ページが開かない」「電波はあるのに繋がらない」という現象が起きやすくなります。

ホールの奥まった場所やパーテーション内では、さらに電波が弱まる傾向があり、スマホ回線だけで運営を乗り切ろうとするのはリスクが高い会場と言えます。


無料WiFiとスマホ回線だけでは、出展者の業務には不安が残る理由

無料WiFiやスマホ回線は、軽いWeb閲覧やSNSチェック程度なら問題ない場合もあります。
しかし、出展者が利用するネットは「ちょっとした調べ物」では終わりません。

実際の展示会では、キャッシュレス決済、来場者管理フォーム、オンラインでの資料閲覧、クラウドドキュメントの共有、さらにSNS投稿やチーム間での連絡など、“ネットが止まると困る業務”が多くあります。

無料WiFiは公衆回線で速度や品質が安定せず、スマホ回線も混雑で低速化するため、これらの重要業務を支えるには十分とは言えません。

特に決済端末が止まってしまうと、売上がそのままストップしてしまいます。
神戸国際展示場ではこうしたトラブルが実際に多く、「無料WiFiとスマホ回線だけで乗り切ろうとして後悔した」という声は少なくありません。


会場の有料ネットサービスはあるが、自由に使えるわけではない

神戸コンベンションセンターのネットワークサービスには、主催者向けの有線接続や専用WiFiなどが用意されていますが、これは事前の申し込みが必須です。

料金体系もイベントの内容によって変わるため、小規模ブースや1~2日の参加の場合、コストが割高になることもあります。

また、出展者個別で当日申し込んで利用する、という使い方はできません。
自分で確実にネットを確保したい場合には、別の手段を用意しておく必要があります。


では、どうすれば当日確実にネットを使えるのか?

ここまでの情報を整理すると、

  • 無料WiFiはあるが、公衆回線で混雑しやすい

  • スマホの4G/5Gはイベント時に大幅に低速化する

  • 会場の専用ネットは事前申込みが必要で自由度が低い

という特徴が見えてきます。

つまり、出展者が「当日確実にネットを使いたい」と考えるなら、
自分たちで安定した通信手段を準備しておくことがもっとも現実的です。


多くの出展者が選んでいる“Wi-Fiレンタル”

神戸国際展示場のような大規模会場では、最終的に多くの出展者が「持ち込みWiFi(Wi-Fiレンタル)」という選択をしています。

レンタルWiFiは、ルーターを持っていくだけでPCやタブレット、決済端末などを同時に接続でき、
会場の混雑に左右されにくい安定した通信が得られるため、非常に利用価値が高いサービスです。

特に、フォーム入力やキャッシュレス決済、商談など、“ネットが止まると困る業務”があるブースほど、安定した通信環境が重視されます。

レンタルWiFiを事前に用意しておくことで、「つながるかな……?」という不安がなくなり、当日の業務に集中できるメリットは非常に大きいです。


■ まとめ|神戸国際展示場では「自前で安定したWiFiを持ち込む」のが安心

神戸国際展示場は大規模イベントが多く、無料WiFiの提供は基本なしキャリア回線も混雑しやすい会場です。

そのため、

  • 主催者提供のWiFi(有料・事前申込)

  • もしくは自社で安定したWiFiを持ち込む

という方法が、当日のトラブルを防ぐ最も確実な対策となります。

特に決済や顧客情報を扱うブースでは、必ず 専用の安定回線 を確保することをおすすめします。

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